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特注：千葉県K様 ふすまを連動引戸に
特注：千葉県K様 ふすまを連動引戸に
真壁を活かして
最近の住宅では、和室でも大壁（柱などが見えない壁）が主流となって、
『柱・鴨居・長押（なげし）』は、あまり見なくなりましたね。
昔ながらの真壁の和室をご自身でリフォームされているK様より、建具のご相談をいただきました。
和室リフォーム 鴨居を活かした連動引戸
ご自身で和室のリフォーム中のK様。
畳はすでにフローリングへ張り替え済みで、襖を外し鴨居を残した状態で上吊り式引き戸を入れたいとのご相談。
採寸頂き、間口寸法が約2.6mでしたので、3枚引違い戸でご提案させていただきました。
上吊り式の3枚引き戸は苦悩する
実は、、、『上吊り式』の3枚引違い戸の場合、
真ん中の引き戸は【右】か【左】、『どちらかにしか動かせない』のです。
真ん中の戸をどちらにでもフリーに動かせるようにしたいときは、どうしても下にレールが必要になります。
この事をご説明したのち、『下のレールは無い方が良い』とのご希望でしたので、下レール無しの上吊り式連動引き戸で進めていきました。
鴨居を活用した納まり
下レール無しで上吊り式引き戸が完成し、
今回は鴨居をそのまま活用するので、鴨居溝（21mm）の中にキッチリ納まるタイプの上吊り金具をご用意しました。
動きもスムーズですし、開閉の両方向に対応したソフトクローズ機能内蔵ですので、跳ね返りなども緩和されるので静かです。
K様は塗装屋さんを営んでおられるとのことで、ご自身で柱や鴨居なども塗装されたそうです。
建具は弊社商品『シェルタ』のホワイトをご選択され、木部の濃茶と建具の白とのコントラストは、漆喰壁を連想させますね。
とても良い雰囲気です。
上吊り引き戸ならではの軽快な動きも、大変ご満足頂けました。
この度は、ご依頼ありがとうございました。
渋くて格好良い完成後のお写真を拝見して驚きました。
今回の事例のように、ふすまから動きの軽い木製上吊り引戸に交換することも可能です。お気軽にご相談ください。
