カントリー調のお部屋に仕上げるポイント

　カントリーテイストのお部屋づくりでは、白と茶をお部屋のベースカラーに設定して、木目が見えるような家具を取り入れることで基本の雰囲気を出します。
特にオーク系の木目を使った家具からは、温もりや素朴さ、手作り感や懐かしさから、ほっとするような印象を与えます。

食器棚も木製の棚を選びます。食器は、花柄や動物をモチーフにしたものを使うと雰囲気が増します。
また、調味料を瓶やホーローのキャニスターに入れてキッチンに置くと、カントリーテイストのキッチンインテリアになります。

カントリーテイストの家具を集めるだけではなく、
カントリーテイストの家具にあった雑貨や小物も集めて上手く合わせてみましょう。

　カントリーテイストのファブリックにはパッチワークやキルトがあります。
ハギレを使って作ったパッチワークは様々な演出としてカントリーテイストのお部屋に使えます。
クッションやソファーカバーに加えることでカントリーテイストの雰囲気になります。
　キルトをタペストリーにして壁に飾っても良いですね。

カントリーテイストの種類

数種類あるカントリーテイストの中から、一部、人気のテイストをご紹介します。

ブリティッシュカントリー

ブリティッシュカントリーのインテリアは、伝統的なデザインの家具を用いて、シックな雰囲気を演出するのがポイントです。

他のカントリー調と比べると、暗めの色が多く重厚なイメージです。

インテリアのひとつひとつは質素なイメージですが、職人が手作りした風合い、格式高い高級品などを取り入れ、オーク材やチーク材、マホガニーなど銘木を使ったイメージがあります。

　カジュアルなアメリカンカントリーやかわいいフレンチカントリーには満足できない方におすすめです。
　程よい上品さと落ち着いた雰囲気で、多様な人々に好感を持たれるスタイルです。

フレンチカントリー

フレンチカントリーのインテリアは、フェミニンで柔らかい印象があります。

重厚感あふれる、ブリティッシュカントリーのような男性的なインテリアとは、正反対の印象を与えるのがポイントです。

インテリアに曲線を多く取り入れると、フレンチカントリーの雰囲気になります。

　また、白を基調としたお部屋は、フレンチカントリーの特徴のひとつです。
「シャビー家具」という鉄やブリキ、ガラス、タイル、木など、昔から使われていた素材を使った、ナチュラルでレトロな雰囲気の家具がおすすめです。
このような家具は、フレンチカントリーのインテリアと相性がよいので、積極的に取り入れてみましょう。

アメリカンカントリー

オーソドックスなデザインが多く、温かみのあるスタイルのアメリカンカントリーは、カントリーテイストのインテリアの中でも特に人気のあるスタイルです。

使いならされた感じのテーブルなど、木材にそのまま色を塗ったような雰囲気の家具が最適です。
また、ベースとしてできるだけシンプルなインテリアを心掛け、アメリカンカントリー似合う小物を使うこともポイントです。
　ハートや麦をモチーフにしたインテリアや、差し色には赤や白のチェック柄のソファーカバーやラグマットなどもおすすめです。