当社設備のご紹介
ジャンピングソー
【芯組工程】
直径約65センチの丸ノコで、ひと束の芯材を一気にカット。
量産の強い味方です。
自動の定規もついていますので、細かいご注文にも柔軟に対応できます。
ラジアルソー
【芯組工程】
建具にガラスや化粧パネルが入る開口を加工。
この開口を精密に作るための機械です。
「相じゃくり」を作り、開口寸法をキッチリ出しています。
「相じゃくり」を作り、開口寸法をキッチリ出しています。
パネルソー
【フラッシュ工程】
この機械はホームセンターの工作室などでご覧になったことあるかもしれません。
主に表面材のカットで使用しています。
設定を変えてやることで、建具の目地切りなどにも利用できる優れもの。
こちらも自動の定規がついており、細かな変化にも柔軟に対応できます。
スプレッタ
【フラッシュ工程】
組み立てた芯組に接着剤を塗布する機械。
上下にローラーが付いています。
このローラーの間に芯組を通すことで、両面に均等に無駄なく
接着剤を塗布できます。
高周波プレス
【フラッシュ工程】
接着剤を塗布した芯組みと表面材を貼り合わせて、制御された油圧で押さえます。
押さえると同時に、電磁波を当てて温めます。電子レンジと同じ要領です。
押さえるだけの「コールドプレス」では30分以上かかるプレス時間を
数分で終わらせられる優れもの。
電磁波で内部から加熱できる高周波プレス機は、表面材の水分の移動・均質化も助長できるので、製品の反りが出にくいと言われています。
加熱や、加熱を止めて押さえるだけの養生等の圧着時間は、表面材の種類や厚さ、
外気温や湿度などを考慮して微調整しています。
エッジバンダー
【正寸カット・小口貼り工程】
この機械は弊社の中でも最新鋭かもしれません。
建具の小口に化粧材を貼る設備。
従来は別々の機械で行っていた「幅カット」と「木口貼り」が同時にできる仕様です。
下の「上下自動カット機」と連動しているので、出来幅と高さ、厚みを入力するだけで
幅と高さを揃え、小口材も貼れます。
規格サイズ品は、製品に貼られたバーコードを読み取ることで自動でセッティングできます。
上下自動カット機
【正寸カット・小口貼り工程】上記「エッジバンダー」と連動しています。
ドアの高さ方向を正寸でカットします。
ランニングソーと呼ばれることもあります。
製品が、エッジバンダーとこのカット機の間を2周すると、
2面の小口に化粧材を貼り付けた仕上がりになります。
窓抜き機
【窓抜き・目地払い工程】
ガラスや化粧パネルを入れるための開口をくり抜く、「倣(なら)いルーター」。
前述の「ラジアルソー」のおかげで芯組の開口の精密度は上がっていますので、
その芯組に沿って、表面材をくり抜きます。
全面NCルーター
【NC加工工程】
規格品など開口の寸法が決まっているものと、精密さが必要なものについては、
全面NCルーターを使って全自動で開けていきます。
また、扉に金属プレートをはめ込む場合も、こちらで加工します。
扉のデザイン関連の加工が主な用途。
こちらも、規格品はバーコードを読み取ることでセッティングできるようになっています。
NCドア加工機
【NC加工工程】
全自動で扉の金物取付け部分の加工をします。
引戸の引き手、レバーハンドルのような複雑な形状も各種のヘッドを使い分けることで
連続して加工できます。
規格品はバーコードを読み取ることでプログラムのセッティングが出来ます。
NCドア加工複合機
【NC加工工程】
3台のNC装置を連動させており、ひとつの扉に対して複数個所を同時に加工できます。
丁番を2箇所同時に加工したり、戸車加工と引戸上小口のブレーキ金物を同時に加工したり。
加工にかかる時間を短縮できます。
自動梱包機・積み取り機
【検品・梱包工程】
梱包についても自動化を図りました。
フィルムやダンボールで製品を梱包した後、自動でPPバンドがけを行い、
パレットへの積み込みまでを自動化しています。