ドアダンパー・ドアクローザの機能と用途
ドアにプラスする機能
ドアダンパー・ドアクローザーは、開閉の動作のスピードや段階のパターンが金具のメーカーやシリーズによって異なります。
ドアダンパーが必要かどうか分からない場合や、自宅に適した開き方のご提案を希望される場合には、弊社の職人が使用されるお部屋の用途や種類、間取りなどをお伺いして、最適なものをご提案いたします。
基本的なドアダンパー・ドアクローザーには、それぞれどのような特徴があるのでしょうか?
ドアダンパーが必要かどうか分からない場合は一度プロにご相談ください!
【ドアダンパー】は、最後だけゆっくり閉まる
オーダードア.comの規格品ドアに標準装備
オーダードア.comの規格品『ラフィーノ』をご注文頂くと、標準装備でドアダンパーが付いています。
サイズオーダーや枠の状態、開口の状態によっては、何も付けないでフリーに開閉させる場合や、他の装置を採用する場合もあります。
お気軽にご相談ください。
ドアダンパーやクローザーがの付いていない扉は、閉まるスピードが早いので、
・小さなお子様が指をはさみやすい。
・大きな音で寝ている家族が起きてしまう。
などの、デメリットがあります。
ドアダンパーは、戸を閉める際に最後の10㎝ほどの可動範囲がゆっくり閉まります。
閉まるときの衝撃を和らげ、ゆっくりと確実に閉まるので指挟み事故の予防や、冷暖房の節約に繋がります。
リビングや子供部屋など、室内の扉に最適です。
埋め込み加工なので、閉めた状態では外側からドアダンパーが見えません。
ハイドアに最適です。
スッキリとした見た目で、洗練された空間を演出することが出来ます。
【ドアクローザー】は、段階的にスピードが変わる
ドアクローザーは、ドアを油圧によってゆっくりと自動的に閉めるための装置です。
段階的に開閉のスピードが変わります。
玄関に使われることが多い装置です。
スタンダード型・ドアクローザー取り付け位置
ドアクローザーのスタンダード型は戸の開く側に取り付けます。
図の手前に立って、反対側から引っ張られるように開きます。
パラレル型・ドアクローザー取り付け位置
ドアクローザーのパラレル型は戸の閉まる側へ取り付けます。
図の手前に立って、押し開けるような開き方です。
段階的に変わる開閉のスピード
ドアクローザーは、開ける際のバックチェック区間と、閉める際のディレート区間・ラッチング動作区間の段階でゆっくりとした動きになります。
ドアクローザーにはストップ機能付きも有ります
ドアクローザーにはストップ機能付きのものもあります。
ドアクローザーのストップ機能付きを採用することで、ドアを開くとアーム部分に備え付けられた部品が作動し、戸の状態を開けたままキープすることが出来ます。
開いた状態を保持できるので、ドアストッパーが不要です。
規格品ラフィーノはドアダンパー装備
オーダードア.comの規格品『ラフィーノ』の片開きドアを枠とセットでご購入の場合には、ドアダンパーが付属しています。
(ドアのみの場合は付いていません。)
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ドアダンパーなどの機能が要らない場合
何も要らない場合もあります
フリーでの開閉がご希望の場合など、ドアダンパー等の装置を敢えて付けないことも多くあります。
重たい荷物を運ぶ際などは、ストップ付きのドアダンパーが有ると便利な機能です。
しかし、こういったゆっくり閉まる仕様などに必要性を感じない場合もあります。『小さな子供や高齢の家族が居ない』など、これと言って危険を感じない場合には敢えて取り付ける必要はありません。
ドアダンパーやドアクローザーを取り付けなければ、その分、費用を抑えて扉を購入することが出来ます。
ドアダンパーの要不要は、お気軽にオーダードア.comへご相談ください。
ドアクローザー・ドアチェックの不調と改善
ドアクローザー・ドアチェックに油漏れがある不具合
油圧で動くドアクローザーやドアチェックは、劣化すると油が漏れて不調が現れることもあります。
油漏れは寿命のサインです。
早急に新しいドアクローザー・ドアチェックに取り替える必要があります。
閉扉速度が速くなる不具合
油漏れがなく、閉まる速度が速くなった場合、調整がずれてしまっていることがあります。
本体の側面に付いている速度調整弁をネジで締めて速度の調整をしてください。
それでも速く閉まってしまう場合は故障が考えられます。
故障の場合は交換が必要です。
開閉時に異音がする不具合
ドアの開閉時に、ドアクローザーから異音が発生している場合、アーム部分や接続部分に油をさして様子をみます。
定期的なメンテナンスで長く使用することが出来ます。